スマートロード
ヒーティングシステム
当社では、地域のため、また皆様の快適な冬の暮らしをサポートしたいという思いから、自動関知センサーとネット管理で、路面の積雪・凍結を防ぐことが可能な人にも環境にも優しい新融雪システム、「スマートロードヒーティングシステム」を開発いたしました。
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ロードヒーティングシステムとは、道路や駐車場などの積雪や凍結を防止するために、地中に埋設したパイプに温めた液体を循環させて路盤の温度を高める装置のことをいいます。
ロードヒーティングには、凍結による転倒を防止し、お年寄りや、雪に不慣れな観光客も安心できる路面環境の快適化や、水浸しや雪かきの重労働を軽減できるなど冬に対するマイナスイメージを払拭するといった特徴があります。また散水による融雪装置に比べ、地下水のくみ上げが不要なため、地盤沈下を招かないなどの利点もあります。さらに、IoT技術を活用することにより、ランニングコストの低減と保守性に優れたスマートロードヒーティングシステムの開発を可能としました。
スマートロードヒーティングシステムの
概要と仕組み
機器本体屋外に設置されたガス熱源機により、地盤内に埋設されたヒーティングパイプに温水(不凍液)を循環させることで路面に降ってくる雪を溶かします。操作はすべてリモコンで行い、地盤温度センサーおよび降雪センサーによる全自動運転、更にタイマー付きの連続運転が行えます。
IoT技術を活用することにより、上の図のように、カメラ映像やセンサ情報をPCやスマートフォンの画面に表示できるほか、異常発生時には自動的にシステムから保守担当者に電子メールが送信され、現場に赴くことなく、融雪の状況やシステムの稼働状況や異常の有無を把握でき、不具合発生時の迅速な対応が可能となります。さらに、PCやスマートフォンの画面から加温のON/OFFを切り替えることができ、急激な気象変化が起こった際でも、遠隔で適切に加温制御を行うことができます。
取り上げられました!